
こんにちは、女性の応援団 モチベーションをアップするコーチの熊谷留美子です。
先日、ダンディな男性と過ごしました。
その方は、元 朝日新聞社の社長でいらした中江 利忠さんです。
お会いしたいと思っていたら、ある本がきっかけでお手紙を書いてお目にかかることになったのです。
その様子は、こちら・・・。
http://ameblo.jp/mnbb-crew/entry-11362982345.html
20年ぶりにお会いいたしました。
そして、温かく迎えてくださいました。
一番うれしかったのは、公(おおやけ)の願いを片っ端から実行委員長として責務を果たされている姿を、目の当たりにさせていただいたことです。
それらのお話を伺うことで、私自身も自分のためだけに時間を使うのではなく、喜ばれることを率先していこうと思ったのです。
お会いすることになってから、実際にお目にかかるまでに1ヶ月かかりました。
つまり、それだけ85歳でいらしても、スケジュールがいっぱいだったのです。
そんなスケジュールの中、被災した私のために、用意してくださったことがありました。
それは、「花は咲く」という大震災の応援ソングを準備して歌ってくださったのです。
NHKでしばしば流れていたので知ってはいましたが、じっくりと聞いたわけではありませんでした。
中江さん
「一緒に歌おう! この歌は実にいい」
でも私は・・・、歌えませんでした。
マイクは持ったのですが感謝の気持ちでいっぱいになって歌えなかったのです。
そして、被災でいろんな感情があったのに、見ないようにしていた思いが一気にとけていったのです。
涙を流すことで、蓋をしていた思いが開けられたのです。
こんな配慮をしてくださった中江さんでした。
花は咲くの歌詞をちゃんと文字にして渡してくださいました。
その心遣い、ありがたかったです。
豊かな気持ちになり、お約束の2時間を大幅にすぎて、4時間以上もご一緒に過ごすことができました。
私のお礼状より早く、携帯メールでお礼の言葉をいただきました。
どこまでもダンディな中江さんです。